将来的なネットワークの安定性、担保性を求めて MALUTOを導入。未来への安心をつくる
「世界の利用時品質を豊かにする」をテーマに、最上流のデザインコンサルティングからソフトウェア開発まで、デザイナーとエンジニアが一体となって根拠のあるデザインエンジニアリングを提供するエスディーテック株式会社。
お話をお伺いしたのは、同社の管理部にて情報システムや品質保証を担当する、鈴木稔氏と、千葉智恵氏である。同社では、同氏らを含めた3名体制で支社や開発支部を含めた全社のネットワークセキュリティ環境整備に従事している。
※2019年10月時点 同社では、もともとネットワークセキュリティをコムネットシステムを含む2社体制で実施していた背景がある。これは、創業当時からの体制を今まで引き継いできた形だ。
2015年7月の創設より、現在では品川本社を始め、群馬県太田市の開発センター、名古屋オフィスと3箇所の拠点を有するまでに拡大を果たしている。
いずれも、自社資産としてネットワーク機器を整備し、環境を構築してきたという。
「これまでも、ある程度の安定運用は実現できていましたが、災害対策やオリンピックなどを踏まえた環境の変化を想定すると、目先の安定ではなく、将来的な安定性、担保性を考える必要が出てきたんです」
2017年、2018年と日本はさまざまな災害に見舞われた。普段の安定性が担保されていたとしても、いつ何があるのかわからないことが、現実問題として浮き彫りになった出来事が頻発したのである。
しかし、たとえ何があったとしても、事業の基盤ともいえるネットワーク環境は守り続けなければならない。同社内でも、そういった懸念・課題意識が高まっていったという。
「ソフトウェア開発という事業上、ネットワーク環境が“安定”していることは、事業の要となります。 弊社では、万一にも不具合が発生した場合、一般企業よりも遥かに大きな影響が出てしまうんです」
ネットワーク環境の安定は、ある意味、当然のことではあるが、実際にはさまざまなトラブルがつきものであり、「何事もない」ほうが珍しいとすらいえるかもしれない。
同社ではこれまで、個別の取り組みにより、その安定性を担保し続けてきたが、近い将来、そして想定不可能な事態の発生可能性を踏まえ、これまでと同様の取り組みでは不十分であると結論づけた。
「ほかにも、万一障害が発生したときや、故障や機器が古くなってしまったときの新機種へのリプレイスなども、継続的な安定環境の実現には不可欠と考えていました」
同氏のいう、「何事もない」を実現するためには、バックエンドは常に変わり続ける必要がある。安定とは停滞ではない、ということだろう。
鈴木氏、千葉氏はネットワークセキュリティ環境について、“安定”とはまず、停まらないこと、遅くならないこと、セキュリティ・インシデントが起こらないこと。
なにより、“その状態を維持し続ける” ことだという見解を示してくれた。それらすべてを担保するためのソリューションとして選択したのが、MALUTOだ。
「ネットワーク基盤はもちろん、UTMなどのセキュリティも含めて一元管理できることは、弊社元々の目的にもっとも近いソリューションでした」
自社にて機材を揃えて設定をおこなえば、そのタイミング時点では自社に最適な環境を整えることが可能である。部分最適という発想では、これに勝る施策はないかもしれない。
ただ、最大の課題は、維持し続けること。それは、一時的に最適な環境を構築することよりも遥かに困難な取り組みである。そして、もうひとつ。
今後の働き方の多様性なども踏まえると、どうしてもより強固なネットワーク環境が必要だったという。その主たる要因が「テレワークの拡大」だ。
「2020年のオリンピック開催時期には、極論“誰も出社しない”くらいの体制もあり得ると思っているんです」
真剣な面持ちで、そう語ったのは千葉氏。オリンピックの主会場となる東京では、特に公共交通機関の大混雑が予想されている。
当然通勤や退勤タイミングにも影響は深刻で、国内外からの人出による通勤困難は容易に想像がつく。その中で “出勤しない働き方”を選択するのは、合理的な発想といえるだろう。
とはいえ、実際にそれらに取り組むことは容易ではない。統一された環境にある社屋とは違い、社員個々では事情も異なる。同社のイメージを実現するためには、そういった諸課題をクリアし、かつ“安定”を保持し続ける必要があるのだ。
今後、時代背景も踏まえれば、テレワークなど、“環境に依存しない働き方”が、ますます拡大していくことは想像に難くない。同社では、これを契機として、働き方環境の拡大までも注目しているようだ。
この点でも、同社からの「MALUTO」に対する期待値は高い。さらに、既存の環境から「MALUTO」への切替において、最大の利点だったのが、ここまでに再三既述の事柄である、「何も起こらない」ことだったという。
「社員には切り替えがあったことも気づかれず、当日も通常通りの業務でした」
と、安心したように語ってくれた両氏。ネットワークセキュリティソリューションとしては、このように「何も起きない」を作り出せることこそが最大の成果ではないだろうか。
「最後に、もうひとつ良かったのは、困ったときの相談相手ができたことです」
とは、笑顔の千葉氏。継続的な安定運用への取り組み上では、日々の問題は尽きない。そんな中、些細な問題を相談できるようになったことも、サブスクリプションサービスの魅力のひとつ、という。
基本的な環境の構築・強化はもちろんのこと、日々の運用にまつわる懸念や不安、小さな課題にも寄り添うパートナーの存在もまた、安定したネットワーク環境条件の一要因ではないだろうか。コムネットシステムでは、今後もパートナーシップと共に「何も起きない最適」環境を提供し続けていきたい。