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MALUTOコラム / 「出社回帰でWi-Fi見直し」にCisco Merakiを勧める理由

Cisco MerakiWi-Fiテレワークの導入

「出社回帰でWi-Fi見直し」にCisco Merakiを勧める理由

「出社回帰でWi-Fi見直し」にCisco Merakiを勧める理由

MALUTO広報室の渡邉です。
本日のコンテンツでは、お客様のネットワーク環境に合わせてMALUTOがどのように“まるっと”サポートできるのかについて、具体的な事例も交えてお届けしていきます!

今回は、アフターコロナにおけるWi-Fiの見直しについてです。テレワークから出社勤務の割合を増やしたものの、ネットワーク環境が不安定に……そんなお悩みをMALUTOでまるっと解消しませんか?

Cisco Merakiシリーズの導入を検討されている方は特に必見です。

Cisco Merakiダッシュボード

Cisco Merakiダッシュボードイメージ

コロナ禍がようやく落ち着き、出社を増やす企業がみられるなか、以前のWi-Fi環境をそのまま利用していると、「会社のネットワークは遅い・仕事にならない」と問題になってしまうことも。働き方が再び大きく変わる今こそ、Wi-Fi環境を見直すチャンスです。

そのなかでお勧めしたいのが、さまざまな規模・ニーズに対応できるWi-FiアクセスポイントをラインナップするCisco Merakiシリーズ。なにがよいのか、どんなメリットがあるのか、MALUTOエンジニア(以下MEと表記)に伺いました。

テレワークから出社に回帰。オフィスのWi-Fi環境が限界に

―― 「新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行決定」などを受けて、テレワークから出社へと切り替える企業が増えています。そこで、Wi-Fi環境が問題になっているケースは多いのでしょうか?

ME:テレワークの反動からか、出社して顔を合わせることを重視する企業もあるように感じています。なかには「週1回は全員出社」といったルールを導入した企業もあるなど、久しぶりにオフィスに大勢集まるようになりました。

ただ、オフィスのネットワーク機器などは以前のまま特に変えていないということも多く、特に問題になるのがWi-Fiです。コロナ前は、一部のスマートフォンなどモバイル端末で利用する程度でしたが、テレワークのためにノートPCに買い替えるなど、Wi-Fi接続端末は以前よりかなり増えています。最近のノートPCは、Wi-Fi利用が当たり前で、LANポート自体が無いものも少なくありません。さらにWeb会議やチャットツール、SaaS利用なども増えて、従来の構成では対処しきれなくなっています。

ネットワークの遅延は生産性低下にも直結しますし、これを機にオフィスのWi-Fi環境を見直すことをお勧めします。実際に、Wi-Fiが遅いからなんとかしたいというご相談も増えています。

Wi-Fi環境の見直しで、チェックすべきポイント

―― Wi-Fi環境を見直すとなると、どこから確認すればよいのでしょうか?

ME:最初にしたいのは、アクセスポイント本体のスペックや設定値の確認です。アクセスポイントが古い技術規格のままということがあるので、まずは、新しい技術規格に対応しているかをチェックしておきたいです。

テレワークからオフィスに戻ってきた社員が使っている端末は、最新のWi-Fi規格に対応するようアップデートされていて、パフォーマンスもセキュリティレベルも向上しているはずです。アクセスポイント側が古い規格のままでは、ボトルネックになってしまいます。

ファームウェアが最新版にアップデートされているかも確認したいところです。アップデートがパフォーマンス改善につながる可能性もありますし、脆弱性リスク低減のためにもきちんとアップデートしておきましょう。

そのうえで、周波数帯やチャンネル設定などの設定値を確認していきます。同一フロアに複数台のアクセスポイントを設置している場合は、近接アクセスポイントの設定値と干渉していないかも注意しなければなりません。

―― ファームウェアのアップデートや、設定の見直しで改善できるのですね。

ME:設定値の調整で対応できるケースもありますが、最終的に重要なのはアクセスポイントごとの「同時接続端末数」です。アクセスポイント1台あたりの接続数が多くなると、パフォーマンス低下につながるため、近接アクセスポイントに振り分けるなど緻密なコントロールが必要になりますが、そもそもアクセスポイントの数量が足りない、同時接続する端末に対してスペックが不十分、ということも少なくありません。

アクセスポイントの機種が古く、最新のWi-Fi規格に対応していないというケースもあるため、アクセスポイントの機器リプレースもあわせて検討してもいいと思います。

人が集まる環境でも快適なWi-Fiを実現「Cisco Meraki」シリーズ

―― アクセスポイントでお勧めの製品などはありますか?

ME:今お勧めしたい製品としては、Cisco Merakiシリーズがあります。
Cisco Merakiは2012年にCisco社が買収したもので、スイッチやファイアウォール(セキュリティ&SD-WAN)、スマートカメラなど様々な機器をラインナップしています。無線LANのアクセスポイントは、低密度・中密度・高密度と幅広くラインナップされています。

―― やはり高密度環境に対応できるものへのニーズが高いですか?

ME:以前、別の海外メーカーですが、国内でのWi-Fi利用状況やニーズについて情報交換していたときに、「日本ではこんなに密集して仕事をするのか」と驚かれたことがあります。
確かに私がイメージしていた海外のオフィスと比べると日本のオフィスはそもそも狭く、会議室などに大人数が集まって打ち合わせ、ということも多いです。

ここまでの高密度に対応するとなると設置台数を増やして対応するしかない製品もありますが、Cisco Merakiには1台で150端末からのアクセスに対応できるモデルも用意されていて、少ない台数で対応することも可能です。

専門知識がなくても大丈夫。「100%クラウド管理型」で簡単運用管理

―― Ciscoというと、エンタープライズ向けで専門知識がないと運用できないのでは、という印象も強いのですが……

ME:小規模環境向けの製品もありますし、中小企業で導入いただいているケースもあります。
なによりCisco Merakiは100%クラウド管理型を謳っていて、すべての機器をクラウドで管理します。

すべてGUIで操作するので、ネットワークの専門知識がなくても、ある程度の対処は簡単にできますし、オフィスにいなくてもブラウザから状況を確認できるため、テレワーク中にトラブルが起きてもすぐに対応できます。

Cisco Meraki管理画面

Cisco Meraki管理画面

―― なるほど、ただ自分たちだけで全部運用というとそれも不安な気がします

ME:コムネットシステムでは機器の運用も含めてサポートすることもありますが、その際はクラウドでお客様と同じ管理画面を見ながら運用をおこないます。

Cisco Merakiは我々が運用・管理するときに見たい細かな情報がしっかり網羅されていて、そのあたりはさすが長年ネットワーク機器を扱ってきたCiscoだと感じます。

どのアクセスポイントに何台アクセスしているか、トラフィック量がどれくらいかなど、基本情報から深いところの情報まで見ることができ、それをもとにお客様に「ここが問題になるかもしれない」「遅くなっているかもしれない」など注意すべき情報をお知らせすることもあります。

どこでなにが起きているのかがデータで可視化されるので、アクセスポイント配置の最適化などでも“データドリブン”な提案ができるようになりました。

ネットワーク設計から運用までまとめてお任せできる“サブスク”サービス「MALUTO」

―― 今回Wi-Fiを見直したとしても、それでしばらくなにもしなくていい……とはいかないですよね

ME:大きく状況が変わらなければ、頻繁に機器を入れ替える必要はないですが、使い始めたらまずはアクセスポイントにどれくらい負荷がかかっているかなどを確認して、問題がないかはチェックしておきたいですね。その後も、定期的にトラフィックなどを確認して、負荷が増えているからもう少しスペックを上げた方がよいのか、アクセスポイントを増やした方がよいのかなどを検討した方がよいと思います。

コムネットシステムが提供する「MALUTO」はネットワーク機器の“サブスク”サービスで、UTM・スイッチ・Wi-Fiから必要なものを選んで、月額で利用できます。Wi-Fi機器として前述したCisco Merakiもお選びいただけます。

常に最新の機器を利用できるほか、「トラフィックが増えて、アクセスポイントを増やしたい」というときにも、月単位で増減させることも可能です。ですので、社員の出社状況に合わせて調整することも可能です。

ネットワーク設計から運用までコムネットシステム当社でサポートしますので、アクセス集中によるトラブル時の対応や、回避方法のご提案、部署や拠点拡大に伴う定期的な見直しのご提案などもおこないます。

MALUTO_サービス紹介資料

MALUTOサービスプラン

―― 実際に使っていらっしゃる事例があれば教えてください

ME:あるIT系の企業では、2022年1月から出社を増やすことになりました。しかも、定期的に全員出社し、同じスペースに全員ノートPCを持って集まり、ミーティングをおこなうため、Wi-Fiへのアクセスが集中します。

従来の環境では対応できないと、高密度なアクセスに対応できるCisco Merakiに切り替えました。クラウドの管理画面から確認すると、アクセスポイントに100台以上が接続していることもありますが、問題なく快適に利用できていると聞いています。

豊富な導入実績・知見をもとに最適な構成をご提案

ME:Ciscoはネットワーク機器を扱うベンダーなら、“使えて当たり前”とされるメーカーで、コムネットシステムでも創業当初から取り扱ってきました。信頼性の高さは、やはりワンランク上で安心できると感じます。

コムネットシステムにはCiscoの認定資格を持つ技術者も複数名おり、これまで大規模な導入も手がけてきました。「どのような環境で使うのか」「人がどう集まるのか」など企業ごとの具体的な状況をヒアリングしたうえで、最適な構成をご提案可能です。

CMNA

まとめ

アフターコロナでは、さまざまな働き方が求められる一方で、環境や状況に見合う柔軟なネットワーク環境の構築が求められます。なかでも出社勤務の割合が増え始めている今日では、Wi-Fiネットワーク整備は急務な事案です。ぜひこの機会に社内のWi-Fi環境を見直して、社員の生産性を担保するインフラ構築を目指しませんか。

社内ネットワークのお困りごとやMALUTO導入にあたってのご相談は、
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